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ニュー・シベリア日記
midori mitamura HP
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2013年8月26日月曜日
ザルツブルクのイタリア
イタリアとザルツブルクを経て戻って来ました〜。
といっても東京じゃなくてウィーンにですが、なんだかすでに東京に帰ってきたようなリラックスモードです。
ザルツブルクでは、こちらでも7年ぶりの友人との再会です。
13年前、初めてオーストリアの地を訪れたのがザルツブルクでした。
そこで私を迎えてくれたのは、ユダヤ系イタリア人の芸術的な女性でした。
翌年、彼女の参画していたノンプロフィットギャラリーで、個展をするためです。
小規模ながら、欧州で全く単独のソロエキシビションとしては、それが初めてでした。
(それまでは個展であっても、なんらかの「日本の現代アート」展の一部でした。)
いよいよ個展の為の出国当日に風邪をひいてしまい、39度の高熱の中、たどりついた雪のザルツブルクの彼女の家では、イタリア人の音楽家が集っての飲み会真っ最中で、朦朧(もうろう)とした状態でワインを薦められ、オーストリアじゃなくてイタリアに着いたのかと疑った程です。
女性はミラノ出身で、40歳のときにオーストリア人の夫を亡くしました。
二人の成人した娘達は今はウィーンに住み、彼女は、美術品や本や選び抜かれたインテリアが並ぶ、アートミュージアム&ライブラリーさながらの大邸宅に独りで住んでいます。
以来、こうしてウィーンに来ると、何年かに1度、ザルツブルクに彼女を訪れるのですが、彼女といるとイタリアに行くよりイタリアにいる気分になれます。
チャキチャキの江戸っ子じゃないけど、チャキチャキのミラノッ子って感じです。
翌晩は、彼女の友人も招き、巻き寿司を水からこだわってこさえました。
軟水で炊飯、大正解です。
(ウィーンでビーガンにふるまった和食のリベンジです。)
ちなみに、スーパーで水を買う場合、ペットボトルの成分表を見て、マグネシウム+カルシウムの値が60mg/L を超えないものが軟水です。
海苔の鮮度を味わってもらいたいこともあり、その場で巻くそばから食べてもらいました。(寿司屋だよ!)
彼女と会うと、毎回、久しぶりのような気がしません。
挨拶はおいといて、まるで昨日の話しの続きのように恋愛の話しから入るからというのもあるけれど、日本にいる私の親友に、どこか似ている女性だからかもしれません。
7年ぶりに到着したその日、彼女は昨夜、23歳年下の恋人と別れた直後でした。
なんか、7年前に会った時も、確かそんなような日だった記憶があります。
私は彼女の失恋の度に、神様から派遣される要員なのかもしれません。
画像は、彼女のエスプレッソマシーンと、私の為に生から茹でてくれたアーティチョークと、ザルツブルクにそびえ立つMarina Abramovicの椅子です。
アーティチョークは私が野菜の中で2番目に好きな野菜です。
アーティチョークをビネガーとクリームのソースでいただくプロセスは、まるでカニをいただくのと同じわくわく感です。
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